オスグッド病 | ![]() |
膝の成長痛と言われています。小学校高学年、中学1,2年生に多く発症します。いずれもスポーツを一生懸命やっていいる子供たちです。スポーツ障害といってもいいでしょう。成長痛といわれる所以は、骨がこの時期に成長が盛んになり、成長がゆっくりになると痛みが消えるからです。膝の骨の成長と筋肉・靭帯の成長は同じではなく、骨のほうが早く成長します。短くなった筋肉や靭帯によって付着部分の軟骨がはがれてきてしまいます。ジャンプやランニングを控えて、テーピングや専用のバンドによって負担を軽くし、ストレッチングにて筋肉に柔軟性をもたせ、軟骨再生の為、超音波療法を行います。ひどくなると稀に手術する場合もありますので、早い段階で治療して行きましょう。
半月板損傷・ACL損傷 | ![]() |
スポーツ活動中に、膝を捻り、崩れるように転倒した際、上記のACL(前十字靭帯)、半月板を損傷する場合がございます。両方とも、膝の安定には欠かせないものです。将来にわたり、膝の関節軟骨を守る意味でも、膝の不安定には対処しなければなりません。ACLの不全断裂、半月板の辺縁損傷は、保存療法で修復の可能性があります。当院では、キャストで固定約3週間後に、MRI検査を依頼して、診断を確定します。必要であれば、専門医に手術を依頼し、ご紹介します。術後のリハビリも必要になってきます。