手首の骨折 | ![]() |
手首周辺の骨折は、よく遭遇します。転んで手を突いた、高所から転落して手を突いたなど、高度な外力により発生します。
代表的な骨折に、前腕骨下端部伸展骨折(コーレス骨折)、前腕骨下端部屈曲骨折(スミス骨折)があります。両骨折とも、関節内に及んでいるもの、粉砕しているもの、いろいろなパーターンがあります。近年、整形外科的には、インプラントを使った手術が発達して、結果も良い場合がりますが、当院では、なるべく手術をせずに、保存的に治療しています。手術を望まない方、一度ご相談くださればと思います。

ほかにも、手根骨の骨折や、脱臼を伴うものもございますが、手術はしない、保存療法を第一にに考えます。
整復後も、うまく固定しないと、再転位や、腫脹増大による神経圧迫をさせてしまう場合があります。当院では、経験と技術をもって、細心の注意を払って、施術していきます。
手根管症候群 | ![]() |
日常生活で、手を使っていて、指先がしびれたり、痛みが放散したりしている場合、これが疑われます。手のひらの真ん中、正中神経という神経が、手首の付け根で圧迫されたり、刺激されたりして発症します。原因は、手首の腱鞘炎であったり、ガングリオンであったりいろいろですが、長く続きます。治療は、腱鞘炎が原因であれば、その炎症をおさえること、手首が背屈すると、症状が悪化しますので、装具などで固定します。3か月くらいで、症状が改善しなければ、手術を薦める場合もございます。専門医をご紹介しますので、安心してください。

TFCC損傷 | ![]() |
